法的な〈不倫〉とは、〈肉体関係があること〉です。
肉体関係を認める証拠となるもの
- 性交渉が撮影された映像、性交渉中の録音データ
- 相手と上半身裸で寝ている写真
- ラブホテルへの出入りの写真、泊りがけの旅行に行っている写真
【不倫の確実な証拠】に関して、詳しい解説は下記のコラムをご覧ください。
→『不倫の確実な証拠となるもの3選』
肉体関係が証明できない場合は?
肉体関係があることまでを証明できなくても、慰謝料が認められることはあります。
たとえば、オーラルセックスや同棲などを証明する証拠があれば、準不貞行為として慰謝料が認められる可能性が高いです。
キスやデートは、不倫ではないの?
不倫かどうかの線引きは、人それぞれ考え方が違います。2人きりで出かける、手を繋ぐ、キスをする、「好きだよ」「愛しているよ」と言う等…。
でも、それらは〈法的な不倫〉ではありません。慰謝料が認められる可能性は極めて低く、認められても数万円から30万円未満となります。
〈法的な不倫〉とは、〈肉体関係があること〉
不倫の境界線には様々な考え方があります。ただし、〈法的な不倫〉とは、肉体関係があること。配偶者(夫・妻)、パートナーの不倫に気づいたら、まずはしっかりと証拠集めをしましょう。離婚をする場合でも、しない場合でも、確実な証拠が慰謝料の額を大きく左右します。
解説動画
下記の動画も併せてご覧ください。