配偶者（夫・妻）が不倫をしていた場合、離婚できる可能性が極めて高いです。
離婚できる5つのパターン
法律に書かれている、離婚できるパターンは以下の5つです。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
不貞（不倫）は、この条文の1番目に記載がされています。
〈不貞な行為〉とは？
いわゆる不倫のこと。基本的には、配偶者以外の異性と肉体関係があるという意味になります。
肉体関係を認める、確実な証拠となるもの
- 性交渉が撮影された映像、性交渉中の録音データ
- 相手と上半身裸で寝ている写真
- ラブホテルへの出入りの写真、泊りがけの旅行に行っている写真
【肉体関係（不貞）を認める、確実な証拠】に関して、詳しい解説は下記のコラムをご覧ください。
→『不倫の確実な証拠となるもの3選』
相手が話し合いに応じてくれない場合は？
相手が無視したり話し合いを拒否する場合には強制的に手続きを進めるしかありません。具体的には、まずは調停を申立てることをお勧めします。
【調停の申し立て】に関して、詳しい解説は下記のコラムをご覧ください。
→『調停離婚とは？協議離婚、裁判離婚との違いを解説』
相手が不倫をしていたら、離婚できる可能性が極めて高い
配偶者が不倫をしていた場合、離婚できる可能性が極めて高いです。相手の不倫に気づいたら、まずはしっかりと証拠集めをしましょう。組み合わせることで、効力を強める証拠もあります。離婚をする場合でも、しない場合でも、確実な証拠が、慰謝料の額を大きく左右します。
解説動画
下記の動画も併せてご覧ください。
